泡沫で儚い記憶

あなたの幸せが ずっと、ずっと、つづきますように。 小さな砂粒があつまって、 大きな岩になるほどに。 その大きな岩の表面に コケが生えるほどまでに。

今週のお題「10年」 今の会社に転職して10年が過ぎました

今週のお題「10年」

 

平成16年11月 35歳の時に今の会社に転職し10年が過ぎました。

税理士の専門学校を卒業し、機器メーカーに就職したのが21歳の時。

営業統括課で、パソコンも無いなか、手書きで表やグラフを作成したり、やっと導入されたNECの基幹システムを使ったりしてました。

 

上司にかわいがってもらっていましたが、上司が替わると、パワハラに遭い「おまえがいなくても、うちの課の仕事に影響はない」と言われたので、「ああそうですか」と一ヶ月後に退職。結局7年間勤めました。

やめた後、課の業務が滞り、上司が3ヶ月で飛ばされたと、風の噂で聞きました。

 

ちょうど、税理士の勉強をしていた社会人向けのスクールでパソコンインストラクターを募集していたので、そこに滑り込み、税理士の勉強をしながらインストラクターで初級シスアドとOfficeを教えてました。小泉総理が掲げたIT革命のおかげで、その時は大繁盛。会社の上場もみえていたときだったのですが、あっという間に景気はしぼみ、給料が遅延し始め、2分割で支払われるようになり、税理士を諦め、転職先を探しました。

 

次の転職先は出版会社の事務で、半蔵門で書籍の売り上げ予測や返品分析などを行いました。

名の知れた出版会社だったのですが、社員の出入りが激しく、月に5・6人は辞めたり、入ったりしていました。人間関係はギスギスし、常に足を引っ張ったり陰口を言っていたりして、華やかと思われていた業種は超ブラックでした。売り上げ予測をしていると、会社の本が売れてないことが見えてきて、この会社は先がないと感じ、また転職。それが今の会社になります。

 

転職ばっかりしてきた私ですが、今の会社が一番長く勤めています。

まぁ 45歳で次の転職先なんて、今より良いところなんて無いと思っているので、辞めることはないでしょう。

ただ、以前勤めてきた会社、3社とも潰れてしまっているので、今の会社も心配です。あと10年は存続していて欲しいな。