泡沫で儚い記憶

あなたの幸せが ずっと、ずっと、つづきますように。 小さな砂粒があつまって、 大きな岩になるほどに。 その大きな岩の表面に コケが生えるほどまでに。

【お題】 本好きな子供にするために我が家でしたこと

今週のお題「読書の夏」

 

夏になると思い出すのは小さい娘達と通っていた図書館の本の匂いです。 

年子の女の子が出来たときに、妻と話してどういう子供にするかを二人で決めました。

それは

 

  1. 本好きな子供にしたい
  2. 絵か音楽が好きな子供にしたい
  3. 家の手伝いをちゃんとする子供にしたい

 

でした。本好きな子供にするためにやったことは、週末や夏休みには市の図書館へ連れて行き好きな本を選ばせました。小さい頃は寝る前に読んで欲しい本。大きくなってからは自分達が興味ある本。その時、図書館や本屋で子供達に言わないようにしていたのは

 

  1. 子供が選んだ本に文句をつける
  2. 興味を押しつける
  3. 感想は聞くけど、それに対しての批判

 

でした。子供達が選んだ本に対して、「なんでそんな本を読むの!」とか「こっちの方が面白いのに」とか「そんな考え方はだめ」などは絶対に言いませんでした。親の勤めとして、子供が興味あることには一緒に興味を持つようにし、なるべく子供達が買った本借りた本は親も読むようにしました。

 

そんな風に育てた結果、小学生の時夏休みの読書優等生の賞状をもらったり、何も言わなくても年間100冊ぐらい本を読むようになり、親よりも本が好きな子供達になりました。引越の時に、僕の本が多すぎて全部持って行けなくなり、図書館に贈呈する前に好きな本をもって行っていいよ、と言ったら、上の子は中島らもを選び、下の子は山田詠美とアガサクリスティを選びました。それを見たときに、ああ、僕たちに子育ては間違ってなかったな、と確信しました。

 

僕の本棚には、普通の家庭で子供に読ませなくないような本(「完全自殺読本」「裸心」「アジアン・ジャパニーズ」とか)をおいてあります。読みたいかどうかは本人次第。どう感じるかも本人次第。だた、道が間違った方へ行きそうならそれを正すのは親の役目だと思ってます。

 

この記事を読みながらそんなことを思いました。

 

 

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