【音楽】 理解されなかった天才バンド「たま」
「たま」 というバンドをリアルタイムで知っているのは、アラフォーの人だけかもしれない。1990年にメジャーデビューをし「さよなら人類」が大ヒット。知久さんのおかっぱ頭、ちゃんちゃんこ、下駄という出で立ち、山下清のような風貌の石川さん。ビジュアルだけみれば色物バンド。いや、使用している楽器も、桶とか鍋のパーカッションだから色物かも。
郷愁とユーモアが折り重なったバンドは、「たま」しかいないと思ってる。色物フィルターを外すと、楽曲のすばらしさが際立つ。独創的な歌詞、確かなテクニック、意外性のあるアレンジと王道のメロディライン。
大人になった今だからわかるこのバンドの凄さ。
「たま」のCDはほとんど持っている。けど、他の人に「たま」が好き!! とは言えない恥ずかしさ。ブログだから言える、「たま」の名曲ベスト10。
マリンバ
知久さんのギターの音がすばらしい。石川さんのコーラスがいい。
海にうつる月
日曜日に雨
滝本さんの作る曲は、全て名曲。
満月小唄
満月の時にゆるりと酒を飲みながら夜空を見上げ口ずさみたい曲。
学校にまにあわない
たまのひるねでグ~ 3/10 学校にまにあわない(前) - YouTube
たまのひるねでグ~ 4/10 学校にまにあわない(後) - YouTube
小学生の悪夢のような歌。(笑
夕暮れ時のさびしさに
たまの真骨頂です。
オゾンのダンス
歌詞が下ネタ(W でも、演奏が超うまい。知久さん最高。
らんちう
たまの世界。
夏の前日
滝本さんの曲。
かなしいずぼん
学校にまにあわない と並ぶ 悪夢のような曲。
おまけ
あっけにとられた時のうた
ライブ
たまのお引っ越し (デビューコンサート 読売ホール 1990.3.13) - YouTube
これも必読
YouTubeに上がっていない曲でも名曲がたくさんあるので、ぜひベスト盤を買って欲しいです。
- アーティスト: たま
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今週のお題「私のテーマソング」
※追記
はてブにたくさんのコメントを書いて下さり、ありがとうございます。
はてブのコメントのレスの方法がイマイチ理解していないので、ここでの一括レスで失礼します。
意外と、タイトルの「理解されなかった~」に意見がありましたので、見解なんぞを。
たまが出てきたときは、僕の周りは誰もアルバムを聞いている人がいなく、たまを知っていても「さよなら人類」だけの人たちばかりでした。(当時はプリプリ、ユニコーン、米米ばかりでした)
僕の中で、25年間たまのことを誰かと話した事はなく、話題に出しても、色物一発屋扱いでした。
たまの楽曲がこんなにすばらしいのに、「さよなら人類」しか知らない人達に向け、興味を持ってもらいたいがために、ちょっとセンセーショナルなタイトルをつけました。
ちなみに、もう一つの案は「再評価されるべき天才バンド『たま』」でした。
なんにせよ「さよなら人類」しか知らない人達に、たまにはこんなにすばらしい曲がたくさんあるんだよ というのを知ってもらいたかったのです。
そういう意味ではこれだけはてブがついたのは光栄であり、半ば目標が達成できたと思っています。
たまの話をこれだけの人が読んで下さるだけで、25年間たまの話も出来ず孤独だったのが報われる感じで、とてもうれしいです。ありがとうございます。
ベスト10形式で紹介をしていますが、僕のベスト10ではありません。Youtubeにある曲を中心に選びました。Gさんの曲が多いのは単純に好みです。