【雑記】 ゴールデンに少数民族を愛する写真家 ヨシダナギさん登場
2015年に紹介した、ヨシダナギさんが、「クレイジージャーニーのゴールデン特番」に登場しました。
2年前に紹介した時は、「ヨシダナギ」のGoogle検索で上位だったのに、今は遥か彼方へ行ってしまいました。
確か4万件ぐらいアクセスがありました。その後のご活躍であっという間にゴールデン番組にでるまでに。
なんか応援していた地下アイドルが、いきなりメジャーデビューして紅白に出た感じです。
今回の少数民族は、アフリカではなくアマゾンの「エナウェネ・ナウエ族」の撮影です。さすがゴールデン、お金がかかっています。こういうプロモートや交渉って大変そうですが、番組がやってくれるんでしょうか? 前にヨシダナギさんの記事で撮影で現地に行くまでの交渉が大変とあったので、今回も頑張ったのかもしれません。
ヨシダナギさんの旅の醍醐味といえば、現地の食事。今回はワニの丸焼きです。ワニは美味しいと聞いたことがあるので、牛の血よりはインパクトはないですがそれでも、バクバクと食べる姿はすごいです。
「エナウェネ・ナウエ族」は最近見つかった少数民族で、儀式と称する生活習慣がたくさんあります。だけど、それは男性の仕事。生活の大半は女性が支えています。そんな女性たちは、シャイなのかなかなか表に出てきません。そこで、今回もヨシダナギさんが少数民族と同じ格好(裸族なので裸)になることで、女性たちとの距離を縮めていきます。
番組の中で女性と仲良くなる必要性について「若い男性を撮影する際に、お母さんの許可が必要になる」と言っていました。写真に映ると魂が抜かれるわけではないですが、わけのわからないところへ連れていかれて、なにをされるかわからないのでは、心配になります。そこで、女性たちと信頼関係を作ることで支障なく撮影することが出来るのです。
撮影シーンで、気になったのが「スリ族」の時はキヤノンのカメラだったのに、ニコンに代わっていた事。「ヒンバ族」の時もニコンだった気がしますが、コラムの中でニコンのD810を提供されているとありました。
このコラムを読むと、写真家なのにカメラの設定をあまり知らず、レタッチも試行錯誤なカメラマンの姿がそこにあります。それでも、素晴らしい写真が出てくるのは、やはり
写真は機材ではなく、心で撮る
からなのかもしれません。永遠の風景を一枚の瞬間に収める写真家のヨシダナギさんの写真は、見るものの心を打ちます。
来月、関東でも写真展が行われるようです。
お近くの方はぜひ。