泡沫で儚い記憶

あなたの幸せが ずっと、ずっと、つづきますように。 小さな砂粒があつまって、 大きな岩になるほどに。 その大きな岩の表面に コケが生えるほどまでに。

【映画】 スター・ウォーズ 最後のジェダイ ネタバレ無し

 

本日から公開の「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」をユナイテッドシネマ水戸の4DXで観てきました。最前列以外ほぼ満席。4DXは椅子が動いたり、水しぶきが飛んできたり、雪が降ったり、スモークが焚かれたりして映画の疑似体験ができるアトラクションタイプの上映方法です。ディズニーランドに合ったスターツアーズみたいなものといえばいいでしょうか。今回の3Dメガネは特別仕様として4種類から買うことが出来ます。1個500円。普通のやつが100円なので微妙に高いです。しかもデザイン優先のため、視界が狭まっていて映画に没頭できない、なんじゃコレ商品となっています。

 

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「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」は前作「フォースの覚醒」からすぐ後の話になります。ライトセイバーを渡したところで前作は終わっていますが、渡した後の話となっているので前作を観ておくことが大切です。

 

前作「フォースの覚醒」がエピソード4のストーリーをなぞった感じで新旧ファン大喜びだったのに対して、「最後のジェダイ」は、見事に期待を裏切ってくれます。大きく分けてエピソードは3つ。レイのフォース訓練の話、レジスタンスの脱出劇の話、レンの苦悩の話。これらが絡み合い、終盤に向けて盛り上げていきますが3部作の2作目ということで前作の続きから次の作品へ期待を持たせなければならず、難しいポジションとなっていますが「帝国の逆襲」のようにモヤモヤしながらも次に期待というところでは成功している気がします。3部作で2作目が面白くできが良いのは「ロード・オブ・ザ・リング」だと思います。

 

ネタバレせずに一言で言うのであれば、家族の写真を同僚に見せて「この戦争が終わったら国に帰るんだ」→お約束の死亡フラグ だったり前作を観てこうかも!というのをことごとく裏切っています。そのせいか、モヤモヤが残り自分の中でまだ消化しきれていません。監督も言っているとおり、この作品は1作目の思春期から成長期に渡る話なのでこの後の最終話がどうなっていくのか、めちゃくちゃ楽しみです。ブレードランナー2049みたいに、自分が何者なのかという問いの答えが出たわけではないので、一回観ただけでは消化しきれません。また来週観に行ってきます。今度は2D字幕で。

 

今回の4DXは、水しぶきが何度もかかり疑似体験というよりは集中して映画を見ることが出来ません。椅子が動いたりショックで背中をドンと叩かれたりするのは良いんですけどね。ちゃちい煙幕で字幕がかすれたりするのもイマイチでした。ただ3Dを意識した映像になっているので、普通に3Dでみたかったですね。

 

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