【雑記】 娘の成人式、子育て完了
次女が成人式を迎えました。区切りとしてこれからは大人になります。娘が大人になるということは、僕たちの子育ても完了したということになります。
20年を振り返ってみるとあっという間だった気がしますし、長かったという気もします。うちは年子なので余計にそう思うのかもしれません。子供が小さい頃(僕が30代)は税理士を目指していたせいで、生活は苦しく貧乏でした。外食なんてほとんどしなくて、ジュースを買うのももったいなくて、外に出るときはいつも水か麦茶を入れた水筒をもたせていました。
でも、本だけにはお金をケチらず、毎週末には図書館に行き、本屋では漫画以外の好きな本を買ってあげました。そのせいか二人共無類の本好きになり、僕の本棚にある本まで読むようになりました。
子育てを期間で区切ると、小学生までと中学生からは対応が全然変わってきます。小学生までは、一緒にお風呂に入ったり遊んだりしていましたが、中学生になった途端、部活や友達付き合いで週末家にいることが少なくなります。女の子だったこともあり、あまり口やかましく言わず、かといって興味がないわけでもなく、ある一定の距離感で接してきました。何をやるにしても信頼をしていたので暖かく見守っていた感じです。
少し前のTwitterに
「嫁がつわりだから趣味の釣りに行けない。いつになったら行けるのか」
という愚痴を見つけました。それに対するコメントが
「一緒に行って釣りの楽しみをわかってもらえば」
「新鮮な魚が食べられるよと言って、行くのを許してもらえば」
という勘違いばかり。
つわりで苦しんでいるのなら、代わりに家事を全部やってあげればいいのに、とか子供が生まれるのに釣りどころじゃないだろ、という思いが湧いてきました。
結婚して子供が生まれると、よく自分の時間がなくなるという人がいます。
眼の前にいる子供と妻は自分のなんなのか、結婚式のときに妻を一生守ると言ったのではないか、だとすれば自分の時間は妻や家族を最優先にすべきではないでしょうか
子育てを含めて全部自分の時間です。自分の時間がなくなるのではなく、自分の趣味に費やす時間がなくなるのです。その時間は子供の成長という今しか味わえない刹那的な楽しみです。
娘が成人し、子育てが完了したのでこれからは、何も気兼ねすることなくキャンプや釣りやサッカー観戦やライブや自転車などで楽しみたいと思っています。