泡沫で儚い記憶

あなたの幸せが ずっと、ずっと、つづきますように。 小さな砂粒があつまって、 大きな岩になるほどに。 その大きな岩の表面に コケが生えるほどまでに。

【雑記】 PTA会長の祝辞

今週のお題「卒業」

娘が小学生の時にPTA会長を2年間やっていました。

何でやっていたかというと、1家族かならず学校のPTA役員か委員をやらなければならず、人前に出ることが苦手な妻の代わりにPTA本部役員をやりました。最初は副会長で楽していたのに、いつの間にか会長をやらされていました。

それでもPTA会長の仕事は、入学式、運動会、PTA運営委員会、卒業式などで挨拶することがメインだったのに市のPTA連絡協議会の副会長なんてやっていたので毎週、会議やら講習会やらで忙しい中にも楽しかったです。

パソコンのファイルの整理をしていたら、卒業式で挨拶したPTA会長の祝辞原稿が出てきたので転記します。

 

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PTAを代表しまして 一言お祝いを述べさせていただきます。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

また保護者の皆様、本日はお子さまのご卒業 本当におめでとうございます。

保護者の皆様の陰に陽にご協力をくださったおかげでPTAを無事に活動することが出来ました。

心から御礼を申し上げます。

 

さて、皆さん 改めて卒業おめでとうございます。

今日の晴れの日に この言葉を贈りたいと思います

「過去には、感謝と反省、未来は希望と努力」です。

本日、皆さんは6年間の小学校生活を終え卒業します。6年前背負っていた大きなランドセルは今は小さく感じることでしょう。この陰には、先生、お父さん、お母さんの多大なる愛情がありました。今日、家に帰ったら「今まで育ててくれてありがとう」とお父さん お母さんに言ってみてください。感謝を忘れた人に立派な人はいません。今恥ずかしいかもしれませんが 区切りの今日だからこそ お願いします。次に反省です。反省と似た言葉に 後悔があります。後悔とは「何であんな事をしてしまったのだろう」と悔いることです。それでは成長はありません。間違ってしまったとしても、「もう同じ失敗をしないようにしよう」と反省することで、また一歩成長、自分を大きくすることが出来ます。

 

これから皆さんが向かっていく未来は あかるく希望に満ちあふれています。

そこには 皆さんしかできない「使命」が必ずあります。今はやりたいことが見つからないかもしれない。わからないかもしれない。だからこそ自分の可能性を広げるために勉強をするのです。勉強をし知識を広げることで、自分のやりたいことも使命も見つかります。そのために「努力」するのです。勉強をしたくない日も、学校に行きたくない日もあるかもしれません。しかし、自分の弱い心に負けず、一歩ずつでも努力することで、将来 必ず成長した自分を自覚することになります。自分に負けない勇気、一歩ずつの努力がこれからの人生を 希望にあふれたものにしてくれます。

 

新しい生活は不安でいっぱいかもしれません。その不安に負けて元気をなくしてしまうのか、それとも不安だからこそもっと頑張ろうと自分を励まして進むのか、それだけの違いです。

最後まであきらめてはいけない。あせったり投げやりになってもいけない。やるべきことを決めてきちっと挑戦していけば成長できるのです。生きている限り「もうだめだ」なんてことはひとつもありません。大事なのは「なにが変わるのだろう」ではなくて、新生活をきっかけにして「なにを変えるか」です。「中学校生活はどうなるのか」ではなく、「中学校生活をどうしたいのか」です。自分の意志が大切なんです。人間自身が「どうしたいか」で全部決まるんです。だから「希望こそ力」なんです

いよいよ君達の時代です。大きな 大きな もっと大きな夢を持って立ち上がってください。

「夢こそ力」です。「希望こそ力」です。

人間は絶対にこれだけはやりとげるんだ と固く決意したら大抵のことはできるものです。

君たちの活躍、成長を先生、お父さんお母さん みんなが期待しています。頑張って下さい

 

なお 最後になりましたが、児童たちを教育してくださった、先生方及び来賓の皆様に、これまでの努力を感謝いたしまして、私からのお祝いの挨拶と

簡単ではありますが、PTAを代表しての祝辞とさせていただきます。

本日は 本当におめでとうございました。

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読み返してみたんだけど、小学6年生にこれを言ってもピンとこないよなぁ