泡沫で儚い記憶

あなたの幸せが ずっと、ずっと、つづきますように。 小さな砂粒があつまって、 大きな岩になるほどに。 その大きな岩の表面に コケが生えるほどまでに。

【蹴球】 J1第4節 鹿島 対 鳥栖

今週のお題特別編「春を感じるとき」
〈春のブログキャンペーン 第1週〉

 

3月にJリーグが始まると春到来!と感じる。

鹿島は前節まで公式戦6戦勝ちなし。春は来ているのに冬眠中だった。

今節やっと初勝利!春が来た!

 

【J1第1ステージ第4節】(カシマ)
鹿島 3-1(前半0-1)鳥栖

<得点者>
[鹿]金崎夢生(64分)、柴崎岳(76分)、遠藤康(78分)
[鳥]谷口博之(7分)

<警告>
[鹿]西大伍(48分)、カイオ(66分)
[鳥]池田圭(72分)、菊地直哉(74分)、キム・ミンヒョク(81分)、丹羽竜平(82分)

観衆:8,539人
主審:扇谷健司
副審:田中利幸、中野卓

 

 

前半は、鳥栖のプレスにはまり、なかなかチャンスがなく。

4-2-3-1のフォーメーションは日本代表と同じなのに戦い方は全く正反対。

 

pal-9999.hatenablog.com

 

pal-9999さんのブログで日本代表の戦い方が詳しく解説されています。

まず、こーいう感じで、ボランチが前を向いてボールをもてるとWGがSHとボランチの間に降りてきます。ここから、ハリルホジッチ・サッカーの攻撃はスタートします。CBがボールもって持ち上がったり、SBが前むいてボール持てた所でも、基本はWGが降りてくるトコから、前の選手が動き始めます。 

 

鹿島の場合はボランチにボールが入っても、まずポゼッションを選択。問題はそこからの選択が少ないこと。とりあえず、金崎、カイオのWGにボールを出しても、トップ下(土居)がフォローに行かず、SBとの連携か、個人技の突破しかありません。

 

日本代表はサイドチェンジをほとんどしないのですが、鹿島の場合は、サイドチェンジとポゼッションで相手を揺さぶります。鳥栖との相性が悪かったのは、ボランチに入ったボールをプレスで狙われ、そこからカウンターになるパターンが多く、試合の主導権を握ることが出来ないためでした。

 

前半は今までと同じように、鳥栖のプレスに苦しみサイドチェンジで相手を揺さぶっても、カイオ金崎のところで潰されることがおおかったです。これは、土居が中央であまり動かず、裏を抜ける動きをしてもそこにボールが出てこないため。高崎の周りに土居がいても、高崎のポストプレイが不安定で土居がボールに触れないせいです。また、金崎、カイオとSBの山本、西との連携もかみ合わず、攻撃が停滞していました。

もう一つ気になったのは、昨年の鹿島と違って今年はSB、WGがピッチを広く使って、あまり中に絞らないこと。ボールが逆サイドにあっても、中に絞らずタッチライン際でボールを待っていることが多く、サイドチェンジしてもあまり効果的ではない気がしました。

 

後半は、SB、WGが中に絞るようになり、攻撃に連動性が出てくるようになりました。土居もWGのフォローに行くようになって、ドリブルがPKに繋がりました。

また、右サイドは遠藤が入ることでボールキープが出来るようになり、西との連携もスムーズに。そこから何度もチャンスを作りました。後半、鳥栖の足が止まったのは、前半からサイドチェンジと多用して、鳥栖の体力をボディブローのように奪っていたせいなのかも。もしそうならセレーゾ監督は名監督です。(笑)

 

試合を見て気になった点は、柴崎のFK、CKは相変わらず、ふんわりファーサイドにしか蹴ることが出来ないこと。

失点のシーンで、昌子が中のフォローが足りないからもっと来い!といっていたにもかかわらず、ファーサイドでフリーになって失点。その後、昌子が「俺の言うことを聴いてくれ!!」というゼスチャーを3回ぐらい繰り返していました。

すっかり守備のリーダーとして安心感があります。後は失点をしないようにしてくれれば。

 

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この後PKとなった土居のドリブル

 

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試合中、前の席の男性が常にネガディブ発言をしていたこと。

林のファインセーブに対して「あれがソガだったら入ってた」

「またこれで失点、あーあ今日も勝てねーな」

「ボール回してたって、どうせ駄目だって」

だったらサポーターズシートに来るな!といいたい。

応援するわけでもなく、腕組みしてタラタラ文句ばかり。

この人は一緒に見に来てた小学生の息子とか嫁さんとかにも駄目だししてるのかな。

そうだったら息子がかわいそう。

 

せっかくの快勝だったのに、それだけが残念。