【雑記】 若者の年賀状離れ
元旦に届いた年賀状で、出していなかった人から届くのがだいたい今日ぐらい。今年、届いた年賀状の枚数は昨年より極端に少なかったです。記事にした、ネットで年賀状印刷は50枚依頼しましたが、10枚ぐらい余りました。家族写真無しの年賀状は自宅で印刷したので、実際は60枚ぐらい出しました。
なにより、ビックリしたのは高校生の娘達に届いた年賀状が二人合わせて3枚だったこと。ほとんど、ラインのあけおめで済ましているため、年賀状も必要ないと言っていました。確かに、ラインのあけおめメールは、僕だけでも30人ぐらいに送っているので、その分年賀状の枚数が減ったことになります。
ちょっと気になって、年賀状の発行枚数を調べてみました。
ピークは2003年の44億5936万枚。それ以降は多少の起伏を見せながらも漸次枚数は減少。直近5年間は連続で前年比マイナスを記録しており、2015年発行・2016年用は、前年比でマイナス8.4%を示している(速報・暫定報による算出なので、後日発表される確定報でもう少し上乗せされる可能性がある)。前年比でプラスを示した最後の年である2008年は、【プリントゴッコ国内販売終了・個人向けプリンタ普及で】で報じている通り「プリントゴッコ」のメーカー販売が終了した年であり、年賀葉書の今後の動向を象徴する出来事の一つであったかのように思えてくる。
実際の数字を見た感想は、意外と多いと思いました。発行枚数なので、郵送されずに在庫となっている枚数がどれくらいあるのかが気になりますね。
ピークの2003年はパソコンが本格的に普及しました。ちょうどその頃にパソコンインストラクターをやっていたのですが、小泉総理のITに補助金を出すとかいって、街の公民館でもパソコンスクールが行われていたときでした。そのためにパソコンスクールも大繁盛。教育給付金の補助もあって、40万円のコースに月10人ぐらい入学していました。
当時、普通の人がパソコンを買って最初にやることは自分で年賀状を作って、印刷してみることだったんですよね。インターネットもあったのですが、どんな風に活用していいかわからない時代でした。
その時、小学生にもなっていなかった娘が今はスマホを活用し、年賀状を書かなくなるなんて、10年前には想像出来なかったです。そう考えると、ITの進歩というのは恐ろしく早いのかもしれません。
今週のお題「年末年始の風景」