【蹴球】 J1 1st 第4節 鹿島アントラーズ 対 FC東京
前節、仙台に1-0で負けた鹿島は、中盤の二人を替えてきました。練習では絶好調のカイオとプロ入り初スタメンの鈴木優磨。前半、カイオはちゃんと守備をしてましたし、優磨は決定機が2回ありました。前半は東京のプレッシャーになかなか前線までボールを運べず、サイドにカイオと優磨が開いていても、そこからの展開がうまくいきません。そういう場合は、大きなサイドチェンジをしてマークをずらすのが今までの戦い方でしたが、今年は足下へのパスが多く、攻撃が停滞していました。
唯一、得点の可能性があったのはセットプレイぐらい。それも東京のCBの抑えられていました。
後半、東京のプレッシャーが弱くなってきていたのと、鹿島の右サイドで西、優磨の所に、柴崎が顔を出すようになり、3人でボールをキープ出来る場面が増えてきました。先制点はそんな右サイドのキープから、中央に絞っていた山本のシュートを金崎がコースを変えて得点。やっと秋元の牙城を崩すことが出来ました。
試合開始から小雨状態で、靄がスタジアム全体を覆っていましたが、後半20分過ぎから晴れ間が見えてきて、そんな中途中交代で入った、永木が非常に良かったです。先制点の後、東京に押し込まれる時間帯で投入され、相手にプレッシャーをかけ、味方がボールを持つと、追い越す動きでチームにダイナミックな連携が出来てきました。
2点目も右サイドの西、遠藤、柴崎の3人で崩して中央フリーになっていた金崎が得点。これは綺麗に決まりました。東京にも決定機が3回ほどありましたが、決めきれず。もし、あれが決まっていたら負けていたかもしれません。
柴崎は10番が似合ってきましたが、まだ本調子ではない様子。というか442だとあまり輝かないです。4231だと追い越す動きが出来ているんですけどね。
結果的に0点に抑えましたが、昌子はビルドアップのパスの精度が悪く、植田は手を使って相手を抑えるのでファールをとられないかヒヤヒヤしました。
誰が蹴るか相談中。永木に蹴ってほしかったですね。後半20分過ぎからサイドを崩すことが出来て、カイオのドリブルも生きてきました。
結局カイオが蹴って、大きく枠を外しました。
チームキャプテンの西が永木に声をかけていました。良いシーンです。
本日2得点の金崎。金崎がいなかったらと思うとぞっとします。日本代表でも活躍してほしいですね。
気の抜けた、仙台戦と違って気合いが入っていましたが、前半は足下のパスばかりで攻撃が低調でした。赤﨑の裏抜けにパスが出てなくて、可哀想でしたね。後半、永木が入ってリズムが変わったので、ボランチは柴崎、永木がファーストチョイスになるかもしれません。ちょっとだけ、光が見えた試合でした。中村の奮起とジネイの覚醒がナビスコ杯で見られれば、日本代表で選手が抜けても期待が持てるのですが。水曜日の試合に期待です。
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