泡沫で儚い記憶

あなたの幸せが ずっと、ずっと、つづきますように。 小さな砂粒があつまって、 大きな岩になるほどに。 その大きな岩の表面に コケが生えるほどまでに。

【雑記】 秋田へ日帰り弾丸旅行

 


先週の土曜日に、秋田に行ってきました。娘が受験する大学見学のために日帰りです。茨城から秋田まで片道500キロメートル、常磐道で仙台まで行き、そこから東北道へ。北上から秋田自動車道で秋田市へ。

 

検索すると6時間ぐらいで行ける予定だったのですが、1時間おきに休憩を取ってポケモンを捕まえたりしていたので7時間かかりました。午前3時に出発して午前10時に秋田駅に到着。


常磐道を通っている時に、福島県の浪江町を通過しました。朝靄のなか見える浪江町は重機が入り、表面の土を削って除染をしていました。民家は点在していましたが人が住んでいるかどうかわかりませんでした。高速道路横にある放射線量の掲示板。早く朝日が昇り通常の生活が出来るようにと願ってやみません。

 

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秋田に着いて、娘が大学を見学している間は仮眠。昼食をどこで食べようかと考えていたら、秋田市から盛岡まで車で2時間ぐらいでした。盛岡といえば、冷麺とわんこそば。妻がわんこそばを食べたいといっていたことを思い出し、盛岡は向かいました。

 

国道46号線を走り盛岡へ。途中田沢湖に寄りました。先日、テレビ番組のカンブリア宮殿で仙石市のわらび劇場をやっていたことを思い出しました。国道46号線からちょっと入っていった所にわらび劇場があります。わらび劇場は芸術村にある舞台、宿泊、食事、地ビールが一体となった施設。ここの舞台を観にたくさんの観光客が訪れます。

 

www.warabi.or.jp

 

www.youtube.com

 

 

そのまま国道46号線を走っていくと田沢湖。クニマスで一躍有名になりました。田沢湖のほとりに立つのはたつこ像。

 

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この像には辰子姫伝説が元になっています。

 

田沢湖エリア:たつこ姫伝説 観光情報 仙北市

 

田沢湖が田沢潟と呼ばれていた頃、院内にまれにみる美しい娘、辰子がいた。辰子はその美しさと若さを永久に保ちたいものと、密かに大蔵観音に百日百夜の願いをかけた。満願の夜に「北に湧く泉の水を飲めば願いがかなうであろう」とお告げがあった。


辰子は、わらびを摘むと言ってひとりで家を出て、院内岳を越え、深い森の道をたどって行くと、苔蒸す岩の間に清い泉があった。喜び、手にすくい飲むと何故かますます喉が渇き、ついに腹ばいになり泉が枯れるほど飲み続けた。


時が過ぎ、気がつくと辰子は大きな龍になっていた。龍になった辰子は、田沢潟の主となって湖底深くに沈んでいった。
一方、辰子の母は娘の帰りを案じ、田沢潟のほとりに着き、娘が龍になったのを知って悲しみ、松明にした木の尻(薪)を投げ捨てると、それが魚になって泳いでいった。後に国鱒と呼ばれ、田沢湖にしか生息しなかった木の尻鱒という(田澤鳩留尊佛菩薩縁起より)


さて、十和田湖を南祖坊に追われ、男鹿半島に八郎潟をつくり主となった八郎太郎は、毎年秋の彼岸の頃、田沢湖に恋人の辰子を訪ねて冬を過ごすため、主のいない八郎潟は凍りつき、2人の龍神が住む田沢湖は冬の間も凍らない湖として知られている。(三湖物語より)

 

まぁ なんで像になってるのかわからないですが(笑

 

ここでは魚の餌を売っており、水辺に撒くとクニマスが気持ち悪いくらい集まってきます。

 

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途中、雫石の道の駅に寄ったりして16時半に盛岡に着きました。

 

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⇒わんこそば編につづく