【燻製】 豚タンを燻製にしてみた
この前の豚タン味噌漬けの続き。
4本買って、2本を味噌漬けにして、2本を燻製にしました。参考にしたサイトはこちら
ネットが出来る前は、新しことをしようとなると本を買わなければ情報が入りませんでした。今回のように燻製みたいなマイナーな趣味だと、その本すら購入することが大変で、まず図書館で本を借りたり、知っている人に聞いたりと障害が多く、壁が高かったです。しかも本通りにやってもうまくいかなかったり、書いてあることがわからなかったり。あー道具を揃えるのも大変でした。
今は興味あることを調べると、先にやっている人がいて情報があるので、新しいことを始めるハードルが下がっている気がします。
そう考えると、後はやる気だけでなんでもできそうな気がします。ただ、知識と知恵は似ているようでぜんぜん違うので、知識ばかり集めても身につきません。やっぱりやってみて、蓄積した知識から自分なりの知恵が出たときが、自分のものになったといえるのかもしれません。
閑話休題
豚タンに塩を振込、重しをします。その後の状態です。
ソミュール液につけます。白胡椒がなかったのでブラックペッパーをたっぷりと
塩抜きします。
乾かします。
サクラチップです。
どどーんと乗せます。グロいですね。よく、なんでこんなものを食べようと思ったんだろうという食材がありますが、江戸時代では飢饉がよく起こりましたが、食べるものがなく餓死寸前になれば、口に入るものはなんでも食べなければならなかったでしょう。
今の食文化の豊かさは、飢饉を乗り越えいろいろな食材を試してきた結果かもしれません。
今回は20分ぐらい燻しました。
出来る限り、薄く切ります。
いい色ですね。
ブラックペッパーをふります。
待ちきれずに食べてみたのですが、想像を超える旨さです。舌先はコリコリして、舌元は柔らかいです。その触感に燻製の薫香がのり、旨さが体全体を経由して鼻から抜ける感じです。
味噌漬けは日本酒が合いましたが、燻製はウィスキーが合いますね。もちろん焼酎でも。
甥っ子が、セブンイレブンのスモークタンが好きだというので、持っていってあげました。あっという間に食べきってしましました。
時間はかかりますが、手間はそんなにかからないので、大人の趣味として燻製はおすすめです。