【読書】 人生を変える、お金の授業 / デヴィッド・バック
最近、お金の管理方法に興味があって、ファイナンシャルプランナーとか株とかFXの勉強をしている。家を買ったせいで、貯金がなくなってしまったせいもある。そんななか読んだ本がこれ。
世界一売れているお金の先生が書いたらしい。お金の増やしかたの本というよりは、お金の価値観を変えると言った方がいいかもしれないです。
前書きに書いてありますが
ひとつは、頭だけでなく、心を使うことの重要性。マネープランは頭脳と同様、気持ちの問題でもあるからです。
ふたつ目は、誰でもわかりやすく実践しやすいノウハウを示すこと。
とあります。目的は収入を増やすのではなく、現状を見つめ家計の現状を知ること。問題は収入ではなく支出にあることを認識することです。そして、ちょっとずつでもいいから貯蓄をすること。
こう書くと簡単なようですが、自分の価値観を変えなければなかなか実行はできません。そのためにこの本はまず、バミューラダーを使って、価値観の変革を行うことをすすめています。
- なぜお金が必要なのか?
- それはなぜ大切なのか?
- それはなぜ大切なのか?
- それはなぜ大切なのか?
を繰り返し解いていきます。このときに、お金を使う目標ではなく、価値観を考えていくようにします。最終的にでた、自分の人生の目的(価値観)に現在ちゃんとお金が使われているかどうかを確認します。
次のステップとして、人生の目標と予算をたてます。
そのために、現在の家庭の資産状況を確認し、不明な支出がないようにします。そのためにはクレジットカードにはさみを入れたりするエピソードが紹介されています。
このへんは、ミニマリストの考え方ににているかもしれません。
人生の目的(自分の価値観)のため、無駄な支出をなくし、投資する。見栄や勝ち負けのためにお金を使うことは無駄。
この本は価値観の変化を目的としているので、具体的なお金の増やしかたは書いてありません。しかしお金を価値を考える上で一度読んでみることをおすすめします。