【雑記】 妻の入院
5月にかかったマイコプラズマ肺炎の時にMRIで検査をしたら、小さな腫瘍が見つかり、悪性ではないが放っておくと悪性腫瘍になると言われた。命に別状はないけど、早めにとっておいた方がいいらしい。
その腫瘍を取るために3日間入院。手術前と手術と手術後1日ずつ。手術自体は10分位で終わったけど、全身麻酔のため病室に戻るまでに2時間ぐらいかかった。
寝ている妻の手を握り、落ちる点滴を見ていたら、健康に注意しなければいけない年齢になった事を実感した。あとどれくらい一緒に生きていけるかわからないけど、ずっと一緒にいることを願う。
昨日今日と会社を休むことを上司に報告したら、「嫁さんいなくなって家事がたいへんだろ?」と言われた。「ええ、まあ」と答えたけれど、日頃から料理等をやっているし、娘達が手伝ってくれるから別に大変ではない。やっぱり、小さいときから手伝いをするように教えていたのがよかったのかもしれない。
妻のいない食卓は、太陽が昇らない大地のようで、3人でたいした会話もなくテレビの声だけが響く中、食事をとる。料理が苦手でも、たまにトンチンカンなことをしても、機嫌が悪いときがあっても、妻は家族の太陽でどれだけ大きな存在だったのかを思い知る。
妻に懐いていたウサギのミント君も寂しそうでケージの中で、ぼんやりしている。来週一週間は在宅看護で家にいるからたくさん遊んでもらえばいい。明日は、妻の大好きなプリンを買って病院へ向かえに行こう。